あわびとは?
貝類の皇帝、あわびをご存知ですか?
あわびの成分
あわびは環境にやさしい水産物で、貝類の中でタンパク質の含量が最も多い栄養食品として貝類の皇帝とも知られています。
特に養殖あわびは組織が柔らかいため、お子さんや老若者、患者さんはもとより、大人にも良い健康食品です。
あわびの可食部100gを基準として、無機質の中にカルシウム49mg、リン141mg、鉄2.4mg含有、ビタミンの中にはナイアシン3.5mg、 アスコルビン酸(c)が2.0mgで最も多く含有されており、 アミノ酸の中にはグルタミン酸、タウリン、グリシン、アルギニンの順に多く含有、 脂肪酸の中には飽和脂肪酸37.7mg、不飽和脂肪酸62.3mgが、核酸はRNA 89.1mg、DNA 42.0mgが含有されている。
あわびの機能性
- 心臓疾患予防食品あわびは血液中のコレステロールを下げ、心臓疾患を予防する不飽和脂肪酸(オメガ6)の含量が高い。
- 免疫機能向上及び女性の美容食品コラーゲンの含量が高いため免疫機能向上、細胞の再生産促進、皮膚の新陳代謝を活性化させ皮膚美容に卓越である。
- 妊婦さんのための食品あわびを生で食べるときに香りがするのはグルタミン酸、ロイシン、アルギン酸のようなアミノ酸が入っているためであり、特にビタミンB1、 B2が多く、カルシウム、リンのようなミネラルも多いため、昔から産後 7日以内に産婦の乳が出ないときはあわびを食べると効果があると知られていた。 また、体内吸収率が高いため、妊婦さんや肥満症、肝硬変症の患者さんにも良い食品である。
- 健康食品肝機能の回復と肺結核の特効薬として使われ、発がんを抑制するパオリンを含有しているため、薬用として愛用されており、 あわびの内臓に含有された褐藻類の酵素は人体内で抗酸化、脂質と酸化抑制効果があると知られている。
